花粉症に限らず、薬の副作用や使用上の注意点を把握しておくことは重要です。
花粉症のお薬の種類によっては、眠気や口の渇きなどの副作用が出たりします。
そして花粉症の症状は、人によって異なりますので、ご自身がどの薬をどのように使うか、また他の薬との相互作用についても確認し、疑問や不安がある場合は医師や薬剤師にご相談ください。
また花粉症の薬は、症状を抑えるためのものです。お薬の服用の他に、花粉を避ける、こまめな掃除をするなど、日常生活での対策も併せて行うことも大切です。
カテゴリー: 教えて薬剤師さん
風邪をひいて「鼻水が止まらない」「熱がある」「喉が痛い」など複数の症状が出ている場合、症状に合わせた風邪薬を複数飲んでも大丈夫でしょうか?
複数の風邪薬の併用は、避けてください。
風邪薬には、症状に合わせた様々な種類の成分が含まれています。
したがって複数の風邪薬を同時に服用すると、それぞれの成分が重複し効果が強く出過ぎてしまうことがあります。
複数の症状が出てつらい場合は、薬剤師や医師に相談し、症状に合わせた適切な薬を処方してもらいましょう。
モーラステープとロキソニンテープに違いはありますか?
モーラステープには「ケトプロフェン」という成分が含まれていて、ロキソニンテープには「ロキソプロフェン」という成分が含まれています。どちらも消炎・鎮痛作用がある成分です。
両薬品では適応の違いによって使われ方が違ったりします。また副作用にも違いがあり、モーラステープには光線過敏症(貼付部位が日光にあたるとかゆみや発疹、あかみが出る症状)が出る恐れがあるため注意が必要です。
医師や薬剤師の指示に従い、正しく使用するようにしましょう。
スポーツファーマシストとは何ですか?
医療にかかわる最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師のことで、薬剤師が所定の課程修了後に認定される資格です。
競技者や指導者の方々からの薬に関する問い合わせに応じたり、アンチ・ドーピング活動を通じて競技者をドーピングから守る重要な任務があります。
また、学校教育の現場におけるアンチ・ドーピング情報を介した医薬品の使用に関する情報提供も行います。
お酒を飲んだ後に、漢方薬を服用しても大丈夫でしょうか?
飲酒後に漢方薬を服用すると、作用や吸収に影響を及ぼす可能性があるため、基本的には控えてください。
中にはお酒と一緒に服用すると効果が期待できる漢方薬もありますが、その場合は薬剤師などの指示のもと正しい方法で服用してください。
みらいしあ薬局Fビレッジに設置されている「酸素ボックス」は誰でも利用できますか? またどんな効果がありますか?
年齢問わず幅広い層の方にご利用いただけるものですが、以下の方はご利用を控えていただいております。
・妊娠中の方や赤ん坊
・カプセル外部と意思の疎通が出来ない方
・耳抜きが出来ない方
・飲酒または泥酔している方
・意思表示できない方
・血糖値の低下が問題になる方
■効果について
【体内環境の改善】
・血流とリンパの流れを促進
・細胞の修復と再生を加速
【リラックス効果】
・ストレス軽減と心身のリラックス
【パフォーマンス向上】
・炎症を軽減し、痛みを和らげる
・疲労回復と体力増進をサポート
ご利用の際は以下の専用予約フォームからお申し込みください。
痛みや炎症を抑える「スミルスチック」という薬は無くなったのでしょうか?
現在、「スミルスチック」という名称での取り扱いはありません。
「スミルスチック」は「フェルビナクスチック軟膏」という名称に変更になりました。
形状はほぼ同じで成分は同じものになります。
1日3回の毎食後服用のお薬を処方されましたが、1日2回しか食事をしない場合はどのようにしたらよいですか?
1日3回のお薬は、その回数で服用いただくことで効果が出るようになっておりますので、用法用量をしっかり守って服用いただきたいのですが、難しければクラッカーやビスケットなどの軽食を取っていただき、指示どおり3回食後に飲むようにしましょう。その際、1回の服用間隔を4時間以上を空けてください。
また、1日3回分を2回に分けて服用することはやめてください。
ご不明な点があれば医師・薬剤師にご相談ください。
自分が服用している薬の名前は把握していた方がよいのでしょうか?
患者様ご自身が服用している薬なので、その薬のことを理解し薬の名前も覚えて服用したほうが良いと思います。
「おくすり手帳」など、服用している薬を記録しておくツールもありますが、万一のために薬の名前は覚えておくように心がけてください。
処方された薬が効きすぎる感じがします。対処方法はありますか?
薬剤師は処方箋をもとに薬を調剤し、患者さんの症状を伺いながら薬をお渡しします。
患者さんが服薬する時の症状や体調によって、同じ量の薬でも「効きすぎ」てしまう場合があります。
その時は自己判断で中止や調節せず薬剤師または医師にご相談ください。
薬の量や種類を医師と相談するなどご対応いたします。