マスクの正しい使用方法を教えてください。

マスクを使用するうえで、基本的に気を付けていただきたい点としては以下のとおりです。

・マスクをつける前に、しっかりと手を洗いましょう。
・マスクの鼻にあたる部分を、キチンと鼻の形合わせて隙間が無いようにフィットさせましょう。
・鼻、口、あごを覆うようにしましょう。(特に鼻と口の両方を確実に覆うようにしましょう。)
・覆った部分を手で押さえつつ、ゴムひもで耳にしっかり固定し、フィットするように装着しましょう。
※マスクの使用中・使用後は、マスクの表面に触れないようにしましょう。
また使い捨てマスク(不織布マスクなど)を捨てる時はビニール袋などに入れて口を閉じたうえで処分してください。

またマスクの種類やメーカーによって付け方が異なる場合があります。
特に不織布マスクには上下・表裏があります。商品パッケージをご覧いただき正しい装着をしましょう。
それ以外のマスクにおいても商品説明に準じた使用方法でご対応ください。

厚生労働省のYouTubeサイトに正しいマスクのつけ方を動画で説明をしておりますのでこちらもご参考にしてください。
(アクセスすると動画が再生します。通信環境をご確認のうえクリックしてください。)

病院や薬局に行かなくてもお薬の受け取りが可能とききましたが?

新型コロナウイルスの感染症対策の特例措置の一環として、一定の条件下のもと、薬局に行かなくてもお薬の受け取りが自宅で可能となりました。
医師が「電話や情報通信機器を用いた診療により診断や処方が医学的に可能である」と判断した場合には、医師の責任下のもとでオンラインでの対応、お薬の処方が可能となっています。
(一部のお薬においては処方できない場合もありますので、医師・薬剤師にご確認ください。)
基本的な流れとして、医療機関へ連絡していただき、FAXなどで薬局へ処方せんを送ってもらいます。薬局では、薬剤師が患者さまの処方せんの内容に問題ないか判断し、薬局でお薬の準備を行います。そして、お薬の確認や準備が整い次第、お手元に確実にお薬が届く方法を患者さまと確認のうえ薬局からお薬を配送させていただきます。(配送料がかかる可能性があります。)
当グループでは全ての薬局で対応できますが、医療機関では対応していない場合もございますので予めご確認ください。
また、当グループの薬局ではLINEにて処方せんを事前に受付けることも可能です。配達することも可能ですので気軽にご相談ください。

咳エチケットとは何ですか?

咳やくしゃみをするときに、飛沫(しぶき)は2mほど飛ぶと言われております。
インフルエンザをはじめとした感染症などは、咳やくしゃみの飛沫により他人に病気をうつす可能性があります。また、せきやくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、そのドアノブなどを介して他の人に病気をうつす可能性があります。
「咳エチケット」は、これらの感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際は人に向けて発しないようにすること、またマスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。
特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要です。

免疫力を高めるために、食事について具体的にどのように気を付けたらよいですか?

免疫力を高めるのに効果的な栄養素がいくつかあります。

・タンパク質:免疫細胞の主成分です。
 食材:肉類、魚介類、卵、大豆製品など

・ビタミンA:ウィルスの侵入を防ぐ粘膜を作る際に重要な働きをしてくれます。
 食材:卵、レバー、ほうれんそう、ニンジンなど

・ビタミンC:白血球の働きを強化し、免疫力を高めてくれます。
 食材:キウイ、じゃがいも、ブロッコリーなど

また、腸内環境を整えることも大切です。腸内の善玉菌を増やす食生活も心掛けてください。
ヨーグルト、みそ、納豆、ぬか漬け、塩麹などの発酵食品を摂取しましょう。他にも、ニンニクやネギなどに含まれるアリシン、シイタケやエリンギなどのキノコ類も免疫力を高めてくれる食材です。

重要なことは、毎日規則正しく食事をとることです。
上記の食材を日々の食事に取り入れるようにしてみてください。

ウィルス感染症の予防として対処法があれば教えてください。

感染の仕方はウィルスや症状のよって異なりますが、手洗いやマスク着用などが基本的な予防策として挙げられます。そして普段から十分な睡眠とバランスの良い食事で、免疫力を高めることを心がけてください。
 また空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使用し適切な湿度環境(50~60%)を保ちましょう。

インフルエンザの効果的な予防策がありましたら教えてください。

インフルエンザの完全な予防策はありません。
日常生活の中でインフルエンザを予防するポイントとして
・適度な温度湿度を保つ。
 ※インフルエンザウイルスは低温で湿度が低く乾燥している環境を好むため、加湿器などで室内の湿度を50~60%に保つ。
・マスクを着用する。
・外出後の消毒・手洗い。
・体力をつけ抵抗力を高めること。
・人ごみを避け、ウイルスに接触する機会を減らす。
以上があげられます。
消毒には、加熱(80度、10分間以上)、塩素系消毒液、70%以上のアルコール消毒がいずれも有効とされています。
手洗いは石鹸と流水で洗い流すことが大切です。その後アルコール消毒剤を使用しましょう。
以上内容を踏まえて普段からウイルスが体内に入るのを防ぐようにしましょう。

お薬手帳を何冊か持っているのですが、問題ないでしょうか?

お薬手帳は、患者さまご自身の記録を残すための手帳です。
医師や薬剤師は、お薬手帳の情報から重複投与や相互作用、アレルギー歴などを確認して、お薬を安全・適正に処方、調剤を行います。
お薬手帳が複数冊に分かれてしまうと、お薬の情報が分散してしまい、医師や薬剤師に正確な情報が伝わらなくなります。
もし、忘れるたびに新しく作ってもらっている方や、医療機関、薬局ごとに分けて使っている方は、一冊にまとめて使用しましょう。
震災の際、お薬手帳を持っていた方は、ご自身が服用している薬をすぐに把握することができ大変役立ちました。万が一に備え、お薬手帳は持ち歩くようにしましょう。

赤ちゃんのお薬は少ない日数分でもらうケースが多いですが、なぜですか?

赤ちゃんの病気は症状がわかりにくい場合があります。すぐ良くなることもあれば、数日薬を飲ませても症状が改善しない場合もあります。
また更に悪化するようなら、別の薬で治療する必要があります。そのようなことを配慮して、少ない日数分のお薬を処方するケースが多いのです。

処方されたお薬を使い終えてもまだ何らかの症状が残っている場合や、処方されたお薬を使っていても症状が悪化する場合は、再受診し医師・薬剤師にご相談ください。

子どもが目薬(点眼薬)をさす時に怖がって目を閉じてしまいます。良い方法はありませんか?

まず目薬をさす前に眼に雑菌が入らないように、十分に手を洗いましょう。そして清潔な布などで、お子さんの目の周りを拭いてきれいにします。
お子さんの頭を大人の膝の上に乗せるようにして、あおむけに寝転ばせます。目薬をさす方の目の下まぶたをさげ、下まぶたの裏側(粘膜の部分)に目薬を垂らしましょう。
もし膝の上に頭を乗せるのをお子さんが嫌がる場合には、両足の太ももで子供の頭をはさみ、頭部をしっかり固定しましょう。
また上記の場合でも、目を開くのを怖がって中々上手くさせない時は、お子さんが目を閉じ、目頭のところへ目薬を垂らします。そっとまぶたを開き液体が目に入り込めば完了です。

子どもに坐薬を使う時、すぐに薬が出てきてしまいます。どうしたら良いですか?

坐薬の先端を少し水でぬらしたり、ベビーオイルをつけたり、手で温めたりすると入れやすくなります。入れた後は、オムツ・下着の上から肛門をしばらく手で抑えてください。坐薬によって溶ける温度が違いますが、3~5分くらいが目安です。
また入れてすぐ出てきてしまって、まだ坐薬が指で持てる状態のときは、そのまま再度入れ直してください。
ただし、入れてからしばらくしてから出てきて座薬の先が少し溶けている状態の場合、腸から一部吸収されている可能性があります。その場合は入れ直さないで、しばらく様子をみてください。