リフィル処方箋は、症状が安定している患者さまに対して、医師が“リフィルによる処方が可能”と判断した場合に発行される、繰り返し使用できる処方箋です。(一部対象外の処方薬あり)
リフィル処方箋の場合、最大3回まで同じリフィル処方箋で薬の受け取りが可能となります。
リフィル処方箋の導入の背景として、患者さまが診察を受けることなく薬局で薬のみを受け取ることができるため、通院費負担の軽減が期待できると考えられます。
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点眼薬を2種類もらったのですが、使用する順番など気をつける点はありますか?
一般的には、懸濁性の点眼は後に使用します。ただし薬品によって異なる場合もございますので、点眼の順序は医師・薬剤師の指示に従ってください。
特に指示がない場合は、先に使用した点眼薬の後に、すぐに続けて次の点眼薬を使用すると先に使用した点眼薬が洗い流されてしまう可能性があります。
したがって、この影響をうけないように5分ほど間隔をあけて使用してください。
飲み忘れて残ってしまった薬があります。残薬はどのように処理したら良いですか?
薬の処分にお困りの場合は、薬局にご持参いただければ薬局スタッフがお預かりして処分いたします。
処方薬は、医師・薬剤師が患者さまの体調や病状を診て、薬剤や量を調整して処方していますので、飲み忘れないように注意しましょう。
また薬を処分することだけではなく、薬剤師が、残薬の調整をして薬の有効活用することができたり、薬の飲み忘れを防ぐためのアドバイスができることもありますので、薬に関してお困りなことがありましたら、薬剤師にご相談ください。
目薬は1回に何滴点眼すればよいですか?
通常1回に1滴で十分です。たくさん点眼したからといってより効果があるというわけではありません。また使用に不明なことがありましたら、医師・薬剤師にご相談ください。
薬剤師に説明を受けた量より、薬を多く服用してしまいました。
薬は量を多く服用したからよく効くものではありません。また量を多く服用することで副作用が現れる場合もありますので、定められた量より多く服用してしまった場合は、まずは医師・薬剤師にご相談ください。
頓服(とんぷく)薬とは、どういう薬でしょうか?
頓服薬とは、食前・食後など決まった時間ではなく、症状がある時に服用する薬のことです。
主な頓服薬として、解熱剤、鎮痛剤、睡眠剤、下剤、狭心症発作を抑える薬などがあります。
前述のとおり、頓服薬は症状がある時に服用するものですが、1日何回まで服用して良いか、次の服用までにどの程度間隔をあければいいかなど薬や症状によって異なりますので、医師や薬剤師の指示に従って正しく服用してください。
お薬の説明書きに「高齢者は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること」と書いているものがありますが何故ですか?また高齢者に該当するのは何歳からでしょうか?
高齢者とは、一般的には65歳以上の方が対象となります。
ご高齢の方は、肝臓や腎臓、心臓等の機能が低下している場合があるため、お薬の作用が強く現れてしまう場合があります。したがって服用前に医師、薬剤師または登録販売者に一度ご相談ください。
市販の便秘薬と乳製品を一緒にとると、より効果がでますか?
市販の便秘薬は、いくつか種類があります。その中でビサコジルを主成分とする便秘薬(腸溶錠)は大腸で効果を上げたいので、中性になると溶けるようになっています。
人間は、胃の中は強い酸性で、大腸の中は中性です。牛乳やヨーグルトなど乳製品とこちらの便秘薬を一緒に飲むと、胃の中のpHが上がり、胃で溶けてしまいます。
こちらの便秘薬とそれらの食品を食べる間隔は1時間以上あけるようにしましょう。
また、他の種類の便秘薬は問題ないものもあります。
気になることがありましたら、まずは医師・薬剤師に相談してください。
保湿剤の「ヒルドイド」はドラックストアで購入できますか?
「ヒルドイド」に配合されている“ヘパリン類似物質”という成分が含まれたお薬は市販でも販売していますので購入できます。
処方薬と市販薬では、成分の配合量などで違いがありますので、患部の症状を医師・薬剤師にご相談のうえお薬を使用するようにしてください。
ロキソニンテープとロコアテープの違いは何ですか?
どちらも痛みに対する鎮痛作用を有する貼り薬ですが、それぞれ使い方や効果が異なります。
■ロキソニンテープ
変形性関節症、筋肉中、捻挫、打撲などの外傷による痛みや腫れに対して使用されます。
1日1回患部に貼る。その際、使用枚数の規定はありません。
■ロコアテープ
変形性関節症のみに使用されます。
1日1回患部に貼る。1回に貼る枚数は患部が複数ある場合でも最大2枚までです。それ以上使用すると副作用が現れる可能性がありますので使用量を必ず守りましょう。
それぞれ患部の状態や症状などによりますので、医師や薬剤師の指示にしたがってご相談ください。
またロコアテープは、消化器性潰瘍のある方や、血液に重篤な以上がある方、妊娠中や授乳中の方など使用できない方もいます。
したがって自己判断での使用は避け、必ず医師や薬剤師に相談し、その指示にしたがってご使用ください。