水には薬を飲みやすくする役割と、体内で溶かして吸収されやすい状態にする働きがあります。
服用後、胃の中でできるだけ早く薬を溶かす必要がありますので、コップ一杯程度の水で飲みましょう。
水なしでの服用は、薬が溶けにくいだけではなく、薬が食道や胃壁に付着して潰瘍の原因になることがあるので注意が必要です。
また、高濃度のカルシウムやマグネシウムを含むスポーツドリンクやミネラルウオーターなどの「硬水」は、薬成分などと相互作用を起こすことがあります。カルシウムを多く含む牛乳や酸性飲料(コーラ、コーヒーなど)と一緒に飲むことも避けた方が良いでしょう。
アルコール類で薬を飲むことは、もちろん絶対にやめましょう。

