飲み忘れたことに気付いたタイミングが重要になります。
本来の服用時間からそれほど経たないうちに飲み忘れに気づいた場合は、その時点で服用してください。
次の服用予定時間が近い場合は、飲み忘れた1回分は抜いて、次回分から新たに服用してください。くれぐれも一度に2回分を服用することはやめましょう。
ただし、必ず食前、食後に飲まなければいけない薬もあります。
飲み忘れた場合はまず一度、薬剤師に相談してください。
投稿者: mediwp5cal
薬の相互作用とは何でしょうか?
薬を2種類以上同時に使用した場合,薬の組み合わせによっては作用が強く出たり、逆に効果が弱くなったり、場合によっては副作用が出やすくなったりすることがあります。これを相互作用と言います。
相互作用はすべての薬でおこるわけではありません。人によってその影響も異なりますが、危険な組み合わせもありますので注意が必要です。複数の医療機関から処方されている場合や市販薬を併用する場合など、薬を複数使用する場合は、その旨を医師や薬剤師に伝え、相互作用について確認してもらうようにしましょう。
また、薬以外でも食品、アルコール、たばこ、コーヒーなどでも薬との相互作用がおこる場合がありますので、医師や薬剤師に伝えるようにしましょう。
粉薬とシロップは混ぜてもよいですか?
薬によって効き目や味が変化する場合がありますので服用される前に薬剤師にご相談ください。混ぜて問題ない場合でも、一回の使用ごとに混ぜるようにしてください。
長い時間混ぜておくと性質が変わってしまう場合もありますので、処方された薬をすべて混ぜることは控えましょう。
粉薬が飲みにくい場合、オブラートや服薬ゼリーを利用すると飲みにくさや苦みが改善します。
薬局にも置いてありますので気軽にご相談ください。
カプセル薬は喉につかえて少し飲みにくいのですが、何か良い方法はありますか?
カプセルはゼラチンでできているため、先にカプセルを口に含むと口や喉の中でくっついて飲みにくくなります。カプセル薬を飲む際は、まず水を少し飲んで喉をうるおしましょう。
そして、もう一度水を口に含み、カプセルを浮かべるようにして一気に飲み込むと飲みやすくなります。
また、喉にくっつきやすいので、十分な水の量を用意して飲みましょう。錠剤や粉剤なども同じようにすると、飲みやすくなります。
ただし、水分制限などある場合はご注意ください。
薬局では、薬を飲みやすくするゼリーも売られています。是非ご活用ください。
薬の服用で「食間」とはどのタイミングですか?
食間とは、食事と食事の間のことで表し、食事の2時間後が目安です。決して食事中に飲むことではありませんので注意してください。
薬の種類によっては、食物に影響されて薬の吸収が減少し効果が弱くなってしまうので、影響を避けるため「食間」で服用する場合があります。
処方された薬を飲んでいますが、効いている感じがしません。薬の飲む量を増やしていいですか?
薬には最も適した投与量があります。医師・薬剤師が患者さんの状態を見て投与量を判断し、処方をしています。
この量を有効量といいます。この有効量を超えてしまうと場合によっては副作用の症状が出ることがあります。薬の効果に違和感がありましたら、まずは医師・薬剤師にご相談下さい。
現在お薬を飲んでいますが、一緒に市販薬を飲んでも良いですか?
飲み合わせによっては、薬の効き目に影響する場合がありますので服用される前に薬剤師、登録販売者にご相談ください。
その際にお薬手帳があると飲み合わせについてスムーズに調べることができますので、お薬手帳は持ち歩くようにしてください。
また店舗でのご相談もできますが、お電話でも承りますのでお気軽にお問い合わせください。
薬の副作用はどのような症状がでますか?また、症状が出た場合はどうしたらいいですか?
副作用は身体の状態や薬の種類によって様々な症状があります。また発症する時期も、すぐ出る場合や時間が経過してから出る場合と様々です。副作用の症状の例として、眠くなったり、のどが渇いたり、身体がかゆくなったりする場合があります。
薬を服用したあとに、「何かいつもと違うな?」「変だな?」と思ったらできるだけ早く医師・薬剤師に相談しましょう。その際は薬の服用中止指示や、薬を変えるなどの対応をする場合があります。必ず医師・薬剤師の指示に従いましょう。
もし、薬の副作用が出た場合、救済制度がありますのでそちらも参考にしてください。
既に医療機関や薬局からお薬をもらっているときに、新たに別の薬局から薬をもらう場合、どのようにしたらよいでしょうか?
併用してはいけないお薬や、同じお薬が処方される場合がありますので、既に使用している医薬品があれば、必ず市販薬を含めすべて薬剤師に伝えましょう。その際はお薬手帳を持参することをお勧めします。
また、薬をもらう薬局が頻回に変わってしまうと、患者さんのお薬についての記録をしっかりと把握することが難しくなります。
そうならないよう「かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師」を決めて、できるだけその薬局・薬剤師からお薬をもらいましょう。
溶連菌に効果がある薬を教えてください
溶連菌は小児がかかりやすい感染症の一つで、発熱やのどの痛みなどの症状が出ます。
溶連菌の治療には、主に原因となる菌を取り除く抗生物質と、熱やのどの痛みなどの症状を和らげる解熱鎮痛剤などの薬などが使われます。市販では購入することができない薬が必要とされますので、症状が出てきた際は、できるだけ早く医療機関を受診することが重要です。
症状により処方される薬は変わりますので、必ず医師・薬剤師の指示に従って服用するようにしましょう。
また近くの人に感染することもありますので注意しましょう。