ASK A PHARMACIST 61~65
- Q.65
- 経口抗ウイルス薬(ラゲブリオ)について教えてください。
新型コロナウイルス感染症の患者は誰でも薬をもらえるのでしょうか?またはPCR検査で陽性反応がでた無症状者や濃厚接触者も使用できるのでしょうか? - A.65
経口抗ウイルス薬は、新型コロナウイルス感染症の患者で重症化リスク因子を有し、医師が必要と判断した方に対して処方されます。
つまり、検査で陽性であるからといって全例にラゲブリオの処方が可能であるという訳ではありません。2022年3月現在において、投与の対象となる方は以下条件を満たしていなければなりません。
・18歳以上
・妊婦または妊娠している可能性がない
・投与の時点で発症日から5日以内
上記3点の条件をいずれも満たすことが基本条件となります。さらに、部分条件として「重症化リスク因子」を有する方です。
「重症化リスク因子」とは以下の項目になります。
・61 歳以上
・活動性の癌(免疫抑制又は高い死亡率を伴わない癌は除く)
・慢性腎臓病
・慢性閉塞性肺疾患
・肥満(BMI 30kg/m2 以上)
・重篤な心疾患(心不全、冠動脈疾患又は心筋症)
・糖尿病
・ダウン症
・脳神経疾患(多発性硬化症、ハンチントン病、重症筋無力症等)
・コントロール不良の HIV 感染症及び AIDS
・肝硬変等の重度の肝臓疾患
・臓器移植、骨髄移植、幹細胞移植後部分条件は上記項目に1つでも当てはまれば、投与可能となります。
※重症化リスク因子の詳細は、
令和3年12月24日厚生労働省通知「新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(ラゲブリオ)の医療機関及び薬局への配分について」(PDF:915KB)
別紙3ページ以降の記載をご覧ください。メディカルファイブが運営する全ての薬局は、ラゲブリオカプセル調剤対応薬局です。
条件に該当する方には薬をお渡しできますが、その際には処方せんが必要となりますので、まずは医療機関へお問い合わせをお願いいたします。
- Q.64
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】追加(3回目)接種が開始されていますが、まだ初回(1回目・2回目)接種がまだ受けられていません。それでも初回接種として受け付けてもらうことは可能でしょうか?
- A.64
可能です。接種が受けられる期間は、令和4年9月30日までです。この期間内であれば、初回接種も受けることは可能です。
※新型コロナウイルスワクチンに関しましては、情報が日々アップデートされています。
最新情報をご確認されたい方は厚生労働省webサイトの「新型コロナウイルスワクチンQ&A」も合わせてご確認お願いいたします。
- Q.63
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】追加接種(3回目)には、どのような効果がありますか?また、なぜ追加接種が必要なのでしょうか?
- A.63
追加接種(3回目)を行うことで、行わなかった場合と比較して感染予防効果や重症化予防効果等を高める効果があります。
追加接種の必要性として、日本で接種が進められているワクチンは、高い発症予防効果等がある一方、感染予防効果や、高齢者においては重症化予防効果についても、時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。このため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に対して、追加接種の機会を提供することが望ましいとされています。※新型コロナウイルスワクチンに関しましては、情報が日々アップデートされています。
最新情報をご確認されたい方は厚生労働省webサイトの「新型コロナウイルスワクチンQ&A」も合わせてご確認お願いいたします。
- Q.62
- ワクチン接種の対象者のうち、「基礎疾患を有する方」の「基礎疾患」とは何ですか?
- A.62
「基礎疾患を有する者」の基礎疾患とは、以下の1、2になります。
※今後見直される可能性があります。
1.以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
・慢性の呼吸器の病気
・慢性の心臓病(高血圧を含む。)
・慢性の腎臓病
・慢性の肝臓病(肝硬変等)
・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
・血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
・免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む。)
・ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
・染色体異常
・重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
・睡眠時無呼吸症候群
・重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)2.基準(BMI 30 以上)を満たす肥満の方
*BMI30 の目安:身長 170cm で体重約 87kg、身長 160cm で体重約 77kg
なお、「基礎疾患を有する者」に当てはまることを証明するために、診断書は必要ありません。※新型コロナウイルスワクチンに関しましては、情報が日々アップデートされています。
最新情報をご確認されたい方は厚生労働省webサイトの「新型コロナウイルスワクチンQ&A」も合わせてご確認お願いいたします。
- Q.61
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】
ワクチン接種後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか? - A.61
ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、水分を十分に摂取し、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用するなどして、様子をみていただくことになります。市販の解熱鎮痛薬で対応いただくことも考えられますが、特に下記のような場合は、主治医や薬剤師にご相談ください。
・他のお薬を内服している場合や、妊娠中、授乳中、ご高齢、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下など病気治療中の場合
(飲める薬が限られていることがあります。)
・薬などによりアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある場合
・激しい痛みや高熱など、症状が重い場合や、症状が長く続いている場合
・ワクチン接種後としては典型的でない症状がみられる場合
(ワクチン接種後に起こりやすい症状や起こりにくい症状については、厚生労働省のホームページをご覧下さい。)なお、ワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。
(※)市販されている解熱鎮痛薬の種類には、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあり、ワクチン接種後の発熱や痛みなどにご使用いただけます。(アセトアミノフェンは、低年齢の方や妊娠中・授乳中の方でもご使用いただけますが、製品毎に対象年齢などが異なりますので、対象をご確認のうえ、ご使用ください。)
- Q.95
- みらいしあ薬局Fビレッジに設置されている「酸素ボックス」は誰でも利用できますか? またどんな効果がありますか?
- Q.94
- 痛みや炎症を抑える「スミルスチック」という薬は無くなったのでしょうか?
- Q.93
- 1日3回の毎食後服用のお薬を処方されましたが、1日2回しか食事をしない場合はどのようにしたらよいですか?
- Q.92
- 自分が服用している薬の名前は把握していた方がよいのでしょうか?
- Q.91
- 処方された薬が効きすぎる感じがします。対処方法はありますか?
- Q.90
- 「リフィル処方箋」は、どうしたら利用できますか?
- Q.89
- 子どもが服用した薬をすぐに吐いてしまいました。もう一度同じ量の薬を飲んでも大丈夫でしょうか?
- Q.88
- かぜ薬を服用するときに栄養ドリンクで飲んでもよいですか?
- Q.87
- お薬をもらう際の服薬指導は必ず受けないといけないのでしょうか?
- Q.86
- 「リフィル処方箋」とは何ですか?普通の処方箋とは違いますか?
- Q.85
- 点眼薬を2種類もらったのですが、使用する順番など気をつける点はありますか?
- Q.84
- 飲み忘れて残ってしまった薬があります。残薬はどのように処理したら良いですか?
- Q.83
- 目薬は1回に何滴点眼すればよいですか?
- Q.82
- 薬剤師に説明を受けた量より、薬を多く服用してしまいました。
- Q.81
- 頓服(とんぷく)薬とは、どういう薬でしょうか?
- Q.80
- お薬の説明書きに「高齢者は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること」と書いているものがありますが何故ですか?また高齢者に該当するのは何歳からでしょうか?
- Q.79
- 市販の便秘薬と乳製品を一緒にとると、より効果がでますか?
- Q.78
- 保湿剤の「ヒルドイド」はドラックストアで購入できますか?
- Q.77
- ロキソニンテープとロコアテープの違いは何ですか?
- Q.76
- 祖父と祖母が薬を上手く飲めません。何か良い方法はありますか?
- Q.75
- 塗り薬は、1回にどのくらいの量を出して塗るのが良いのですか?
- Q.74
- 塗り薬の軟膏・クリーム・ローションの違いは何ですか?
- Q.73
- 塗り薬を使用する時はどんなことに注意したら良いですか?
- Q.72
- 処方された睡眠薬を飲んでいたのですが、無くなってしまいました。代わりに睡眠改善薬を飲んでよいですか?
- Q.71
- 睡眠薬を服用する時に注意する点を教えてください。
- Q.70
- 睡眠薬と睡眠改善薬の違いについて教えてください。
- Q.69
- 緊急避妊薬について教えてください。
- Q.68
- 妊娠検査薬の検査判定はどのくらいの精度でしょうか?
- Q.67
- 花粉症のお薬は、処方薬と市販薬で成分や効き目は違いますか?
- Q.66
- 熱中症の対策や予防方法を教えてください。
- Q.65
- 経口抗ウイルス薬(ラゲブリオ)について教えてください。新型コロナウイルス感染症の患者は誰でも薬をもらえるのでしょうか?またはPCR検査で陽性反応がでた無症状者や濃厚接触者も使用できるのでしょうか?
- Q.64
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】追加(3回目)接種が開始されていますが、まだ初回(1回目・2回目)接種がまだ受けられていません。それでも初回接種として受け付けてもらうことは可能でしょうか?
- Q.63
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】追加接種(3回目)には、どのような効果がありますか?また、なぜ追加接種が必要なのでしょうか?
- Q.62
- ワクチン接種の対象者のうち、「基礎疾患を有する方」の「基礎疾患」とは何ですか?
- Q.61
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチン接種後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか?
- Q.60
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】新型コロナワクチンは子供にも接種できますか?
- Q.59
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】アレルギーがありますがワクチン接種できますか?
- Q.58
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチンは授乳婦でも接種できますか?
- Q.57
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチン接種後に自宅で副反応と思われる症状が出た場合は、どうしたら良いですか?
- Q.56
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチンを接種した後は他の人にうつすことはありませんか?
- Q.55
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】接種するワクチンを選ぶことは出来ますか?
- Q.54
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチン接種に費用はかかりますか?また、ワクチンは必ず2回接種しなければならないのでしょうか?
- Q.53
- 日常的に利用している健康食品やサプリメントと、薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか?
- Q.52
- ご高齢になるとお薬の効き方が変わってきますか?
- Q.51
- 切り傷や擦り傷の治療に消毒薬を使わないほうが治りが早いと聞きましたが、本当ですか?
- Q.50
- 薬の使用期限について教えてください。湿布薬などでも期限が切れたものを使用するのは良くないのでしょうか?
- Q.49
- ポリファーマシーについて教えてください。
- Q.48
- 点耳薬の正しい使い方を教えてください。
- Q.47
- 湿布薬にはパップとテープがありますが、どのような違いがありますか?
- Q.46
- 「消毒」「除菌」「殺菌」「滅菌」の違いを教えてください。
- Q.45
- 夏バテの対策や予防について教えてください。
- Q.44
- 「新しい生活様式」が示され、マスク着用による熱中症のリスクが高まると聞きました。予防・対策について教えてください。
- Q.43
- マスクの正しい使用方法を教えてください。
- Q.42
- 病院や薬局に行かなくてもお薬の受け取りが可能とききましたが?
- Q.41
- 咳エチケットとは何ですか?
- Q.40
- 免疫力を高めるために、食事について具体的にどのように気を付けたらよいですか?
- Q.39
- ウィルス感染症の予防として対処法があれば教えてください。
- Q.38
- インフルエンザの効果的な予防策がありましたら教えてください。
- Q.37
- お薬手帳を何冊か持っているのですが、問題ないでしょうか?
- Q.36
- 赤ちゃんのお薬は少ない日数分でもらうケースが多いですが、なぜですか?
- Q.35
- 子どもが目薬(点眼薬)をさす時に怖がって目を閉じてしまいます。良い方法はありませんか?
- Q.34
- 子どもに坐薬を使う時、すぐに薬が出てきてしまいます。どうしたら良いですか?
- Q.33
- 処方せんがなくても、お薬を出してもらうことは出来ますか?
- Q.32
- 粉薬を飲むのが苦手です。飲みやすくする方法はありますか?
- Q.31
- お薬の服用時間の目安を教えてください。
- Q.30
- 処方された薬が症状改善や飲み忘れにより余りました。また同じような症状が出た時のために残しておいても大丈夫ですか?
- Q.29
- 薬を飲み忘れてしまいました。どうしたら良いですか?
- Q.28
- 薬の相互作用とは何でしょうか?
- Q.27
- 粉薬とシロップは混ぜてもよいですか?
- Q.26
- カプセル薬は喉につかえて少し飲みにくいのですが、何か良い方法はありますか?
- Q.25
- 薬の服用で「食間」とはどのタイミングですか?
- Q.24
- 処方された薬を飲んでいますが、効いている感じがしません。薬の飲む量を増やしていいですか?
- Q.23
- 現在お薬を飲んでいますが、一緒に市販薬を飲んでも良いですか?
- Q.22
- 薬の副作用はどのような症状がでますか?また、症状が出た場合はどうしたらいいですか?
- Q.21
- 既に医療機関や薬局からお薬をもらっているときに、新たに別の薬局から薬をもらう場合、どのようにしたらよいでしょうか?
- Q.20
- 溶連菌に効果がある薬を教えてください
- Q.19
- 脱水の症状がでた場合、どのように対応したらよいですか?
- Q.18
- 今服用している薬をジェネリック医薬品に変更できますか?
- Q.17
- 解熱の座薬を使用しましたが、熱が下がりません。再度使う場合はどのくらい時間を空けたらよいですか?
- Q.16
- 現在授乳中で薬を処方されましたが、薬を飲んだ後そのまま授乳を続けても大丈夫ですか?
- Q.15
- 赤ちゃんに薬を飲ませる良い方法があれば教えてください。
- Q.14
- 診察してもらった症状が軽減してきた場合、自分の判断でお薬を飲むことを止めても問題ないでしょうか?
- Q.13
- 食事の時間が不規則です。それでも「食後」に飲む薬は、食事をしてから飲んだ方がよいでしょうか?
- Q.12
- 飲みにくい錠剤は、砕いて粉状にして服用しても大丈夫ですか?
- Q.11
- 自分に処方された薬を、他の同じ症状の人に分けてあげても大丈夫ですか?
- Q.10
- 薬だけほしい時に、直接調剤薬局へ行って、薬をもらうことはできますか?
- Q.9
- 食前や食後など、服薬時間の指示は守らないとダメですか?
- Q.8
- 「冷湿布」と「温湿布」はどう使い分ければよいですか?
- Q.7
- 薬を飲む時は水以外のもので飲んでも良いの?
- Q.6
- 薬局で処方してもらった費用は医療費控除の対象になりますか?
- Q.5
- お薬の保管方法を教えてください。
- Q.4
- 研修認定薬剤師とはどのような薬剤師ですか?
- Q.3
- 処方せんはいつでも調剤してもらえるの?
- Q.2
- 秋冬時期の乾燥肌に悩まされています。なにか良いお薬はありませんか?
- Q.1
- 無菌調剤とは?