ASK A PHARMACIST 76~80
- Q.80
- お薬の説明書きに「高齢者は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること」と書いているものがありますが何故ですか?また高齢者に該当するのは何歳からでしょうか?
- A.80
高齢者とは、一般的には65歳以上の方が対象となります。
ご高齢の方は、肝臓や腎臓、心臓等の機能が低下している場合があるため、お薬の作用が強く現れてしまう場合があります。したがって服用前に医師、薬剤師または登録販売者に一度ご相談ください。
- Q.79
- 市販の便秘薬と乳製品を一緒にとると、より効果がでますか?
- A.79
市販の便秘薬は、いくつか種類があります。その中でビサコジルを主成分とする便秘薬(腸溶錠)は大腸で効果を上げたいので、中性になると溶けるようになっています。
人間は、胃の中は強い酸性で、大腸の中は中性です。牛乳やヨーグルトなど乳製品とこちらの便秘薬を一緒に飲むと、胃の中のpHが上がり、胃で溶けてしまいます。
こちらの便秘薬とそれらの食品を食べる間隔は1時間以上あけるようにしましょう。
また、他の種類の便秘薬は問題ないものもあります。
気になることがありましたら、まずは医師・薬剤師に相談してください。
- Q.78
- 保湿剤の「ヒルドイド」はドラックストアで購入できますか?
- A.78
「ヒルドイド」に配合されている“ヘパリン類似物質”という成分が含まれたお薬は市販でも販売していますので購入できます。
処方薬と市販薬では、成分の配合量などで違いがありますので、患部の症状を医師・薬剤師にご相談のうえお薬を使用するようにしてください。
- Q.77
- ロキソニンテープとロコアテープの違いは何ですか?
- A.77
どちらも痛みに対する鎮痛作用を有する貼り薬ですが、それぞれ使い方や効果が異なります。
■ロキソニンテープ
変形性関節症、筋肉中、捻挫、打撲などの外傷による痛みや腫れに対して使用されます。
1日1回患部に貼る。その際、使用枚数の規定はありません。■ロコアテープ
変形性関節症のみに使用されます。
1日1回患部に貼る。1回に貼る枚数は患部が複数ある場合でも最大2枚までです。それ以上使用すると副作用が現れる可能性がありますので使用量を必ず守りましょう。それぞれ患部の状態や症状などによりますので、医師や薬剤師の指示にしたがってご相談ください。
またロコアテープは、消化器性潰瘍のある方や、血液に重篤な以上がある方、妊娠中や授乳中の方など使用できない方もいます。
したがって自己判断での使用は避け、必ず医師や薬剤師に相談し、その指示にしたがってご使用ください。
- Q.76
- 祖父と祖母が薬を上手く飲めません。何か良い方法はありますか?
- A.76
高齢者の場合、加齢や病気などが原因で嚥下(えんげ)機能が低下することがあります。
嚥下(えんげ)機能とは、口の中の食べものを飲み込み、胃へ送る機能のことです。
そして、口の中の食べものを飲み込む「嚥下」の機能が弱り、食べものをスムーズに胃に送れなくなった状態を「嚥下(えんげ)障害」とも言います。〈嚥下障害の原因について〉
・加齢にともなう「食べる機能」の低下
・脳梗塞や脳出血といった脳血管障害
・神経や筋肉の病気
・認知症、パーキンソン病や、病気による筋力低下(サルコペニア)などお薬の服薬については以下のような対応があります。
【粉薬の場合】
・粉薬に、ごく少量の水やぬるま湯を加えてペースト状にして口に入れ、水やぬるま湯を飲んで服用する。
・飲み残さない程度の量の水やぬるま湯に溶かして服用する。【錠剤の場合】
・粉末状に砕いてから、粉薬の対応と同じように服用する。
・ゼリー、プリンなど、食べ物に混ぜて服用する。
※市販の服薬ゼリーには、お子様向けだけでなく高齢者向けのものもあります。またお薬によっては、混ぜてはいけないものや、砕いてはいけないものもあります。
まずは患者さんの状態を医師や薬剤師に相談し、何となら混ぜていいのか、どういう形状のお薬が良いのかなど、確認したうえでご対応をしてください。
- Q.96
- お酒を飲んだ後に、漢方薬を服用しても大丈夫でしょうか?
- Q.95
- みらいしあ薬局Fビレッジに設置されている「酸素ボックス」は誰でも利用できますか? またどんな効果がありますか?
- Q.94
- 痛みや炎症を抑える「スミルスチック」という薬は無くなったのでしょうか?
- Q.93
- 1日3回の毎食後服用のお薬を処方されましたが、1日2回しか食事をしない場合はどのようにしたらよいですか?
- Q.92
- 自分が服用している薬の名前は把握していた方がよいのでしょうか?
- Q.91
- 処方された薬が効きすぎる感じがします。対処方法はありますか?
- Q.90
- 「リフィル処方箋」は、どうしたら利用できますか?
- Q.89
- 子どもが服用した薬をすぐに吐いてしまいました。もう一度同じ量の薬を飲んでも大丈夫でしょうか?
- Q.88
- かぜ薬を服用するときに栄養ドリンクで飲んでもよいですか?
- Q.87
- お薬をもらう際の服薬指導は必ず受けないといけないのでしょうか?
- Q.86
- 「リフィル処方箋」とは何ですか?普通の処方箋とは違いますか?
- Q.85
- 点眼薬を2種類もらったのですが、使用する順番など気をつける点はありますか?
- Q.84
- 飲み忘れて残ってしまった薬があります。残薬はどのように処理したら良いですか?
- Q.83
- 目薬は1回に何滴点眼すればよいですか?
- Q.82
- 薬剤師に説明を受けた量より、薬を多く服用してしまいました。
- Q.81
- 頓服(とんぷく)薬とは、どういう薬でしょうか?
- Q.80
- お薬の説明書きに「高齢者は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること」と書いているものがありますが何故ですか?また高齢者に該当するのは何歳からでしょうか?
- Q.79
- 市販の便秘薬と乳製品を一緒にとると、より効果がでますか?
- Q.78
- 保湿剤の「ヒルドイド」はドラックストアで購入できますか?
- Q.77
- ロキソニンテープとロコアテープの違いは何ですか?
- Q.76
- 祖父と祖母が薬を上手く飲めません。何か良い方法はありますか?
- Q.75
- 塗り薬は、1回にどのくらいの量を出して塗るのが良いのですか?
- Q.74
- 塗り薬の軟膏・クリーム・ローションの違いは何ですか?
- Q.73
- 塗り薬を使用する時はどんなことに注意したら良いですか?
- Q.72
- 処方された睡眠薬を飲んでいたのですが、無くなってしまいました。代わりに睡眠改善薬を飲んでよいですか?
- Q.71
- 睡眠薬を服用する時に注意する点を教えてください。
- Q.70
- 睡眠薬と睡眠改善薬の違いについて教えてください。
- Q.69
- 緊急避妊薬について教えてください。
- Q.68
- 妊娠検査薬の検査判定はどのくらいの精度でしょうか?
- Q.67
- 花粉症のお薬は、処方薬と市販薬で成分や効き目は違いますか?
- Q.66
- 熱中症の対策や予防方法を教えてください。
- Q.65
- 経口抗ウイルス薬(ラゲブリオ)について教えてください。新型コロナウイルス感染症の患者は誰でも薬をもらえるのでしょうか?またはPCR検査で陽性反応がでた無症状者や濃厚接触者も使用できるのでしょうか?
- Q.64
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】追加(3回目)接種が開始されていますが、まだ初回(1回目・2回目)接種がまだ受けられていません。それでも初回接種として受け付けてもらうことは可能でしょうか?
- Q.63
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】追加接種(3回目)には、どのような効果がありますか?また、なぜ追加接種が必要なのでしょうか?
- Q.62
- ワクチン接種の対象者のうち、「基礎疾患を有する方」の「基礎疾患」とは何ですか?
- Q.61
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチン接種後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか?
- Q.60
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】新型コロナワクチンは子供にも接種できますか?
- Q.59
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】アレルギーがありますがワクチン接種できますか?
- Q.58
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチンは授乳婦でも接種できますか?
- Q.57
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチン接種後に自宅で副反応と思われる症状が出た場合は、どうしたら良いですか?
- Q.56
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチンを接種した後は他の人にうつすことはありませんか?
- Q.55
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】接種するワクチンを選ぶことは出来ますか?
- Q.54
- 【新型コロナウイルスワクチンについて】ワクチン接種に費用はかかりますか?また、ワクチンは必ず2回接種しなければならないのでしょうか?
- Q.53
- 日常的に利用している健康食品やサプリメントと、薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか?
- Q.52
- ご高齢になるとお薬の効き方が変わってきますか?
- Q.51
- 切り傷や擦り傷の治療に消毒薬を使わないほうが治りが早いと聞きましたが、本当ですか?
- Q.50
- 薬の使用期限について教えてください。湿布薬などでも期限が切れたものを使用するのは良くないのでしょうか?
- Q.49
- ポリファーマシーについて教えてください。
- Q.48
- 点耳薬の正しい使い方を教えてください。
- Q.47
- 湿布薬にはパップとテープがありますが、どのような違いがありますか?
- Q.46
- 「消毒」「除菌」「殺菌」「滅菌」の違いを教えてください。
- Q.45
- 夏バテの対策や予防について教えてください。
- Q.44
- 「新しい生活様式」が示され、マスク着用による熱中症のリスクが高まると聞きました。予防・対策について教えてください。
- Q.43
- マスクの正しい使用方法を教えてください。
- Q.42
- 病院や薬局に行かなくてもお薬の受け取りが可能とききましたが?
- Q.41
- 咳エチケットとは何ですか?
- Q.40
- 免疫力を高めるために、食事について具体的にどのように気を付けたらよいですか?
- Q.39
- ウィルス感染症の予防として対処法があれば教えてください。
- Q.38
- インフルエンザの効果的な予防策がありましたら教えてください。
- Q.37
- お薬手帳を何冊か持っているのですが、問題ないでしょうか?
- Q.36
- 赤ちゃんのお薬は少ない日数分でもらうケースが多いですが、なぜですか?
- Q.35
- 子どもが目薬(点眼薬)をさす時に怖がって目を閉じてしまいます。良い方法はありませんか?
- Q.34
- 子どもに坐薬を使う時、すぐに薬が出てきてしまいます。どうしたら良いですか?
- Q.33
- 処方せんがなくても、お薬を出してもらうことは出来ますか?
- Q.32
- 粉薬を飲むのが苦手です。飲みやすくする方法はありますか?
- Q.31
- お薬の服用時間の目安を教えてください。
- Q.30
- 処方された薬が症状改善や飲み忘れにより余りました。また同じような症状が出た時のために残しておいても大丈夫ですか?
- Q.29
- 薬を飲み忘れてしまいました。どうしたら良いですか?
- Q.28
- 薬の相互作用とは何でしょうか?
- Q.27
- 粉薬とシロップは混ぜてもよいですか?
- Q.26
- カプセル薬は喉につかえて少し飲みにくいのですが、何か良い方法はありますか?
- Q.25
- 薬の服用で「食間」とはどのタイミングですか?
- Q.24
- 処方された薬を飲んでいますが、効いている感じがしません。薬の飲む量を増やしていいですか?
- Q.23
- 現在お薬を飲んでいますが、一緒に市販薬を飲んでも良いですか?
- Q.22
- 薬の副作用はどのような症状がでますか?また、症状が出た場合はどうしたらいいですか?
- Q.21
- 既に医療機関や薬局からお薬をもらっているときに、新たに別の薬局から薬をもらう場合、どのようにしたらよいでしょうか?
- Q.20
- 溶連菌に効果がある薬を教えてください
- Q.19
- 脱水の症状がでた場合、どのように対応したらよいですか?
- Q.18
- 今服用している薬をジェネリック医薬品に変更できますか?
- Q.17
- 解熱の座薬を使用しましたが、熱が下がりません。再度使う場合はどのくらい時間を空けたらよいですか?
- Q.16
- 現在授乳中で薬を処方されましたが、薬を飲んだ後そのまま授乳を続けても大丈夫ですか?
- Q.15
- 赤ちゃんに薬を飲ませる良い方法があれば教えてください。
- Q.14
- 診察してもらった症状が軽減してきた場合、自分の判断でお薬を飲むことを止めても問題ないでしょうか?
- Q.13
- 食事の時間が不規則です。それでも「食後」に飲む薬は、食事をしてから飲んだ方がよいでしょうか?
- Q.12
- 飲みにくい錠剤は、砕いて粉状にして服用しても大丈夫ですか?
- Q.11
- 自分に処方された薬を、他の同じ症状の人に分けてあげても大丈夫ですか?
- Q.10
- 薬だけほしい時に、直接調剤薬局へ行って、薬をもらうことはできますか?
- Q.9
- 食前や食後など、服薬時間の指示は守らないとダメですか?
- Q.8
- 「冷湿布」と「温湿布」はどう使い分ければよいですか?
- Q.7
- 薬を飲む時は水以外のもので飲んでも良いの?
- Q.6
- 薬局で処方してもらった費用は医療費控除の対象になりますか?
- Q.5
- お薬の保管方法を教えてください。
- Q.4
- 研修認定薬剤師とはどのような薬剤師ですか?
- Q.3
- 処方せんはいつでも調剤してもらえるの?
- Q.2
- 秋冬時期の乾燥肌に悩まされています。なにか良いお薬はありませんか?
- Q.1
- 無菌調剤とは?